店舗ディスプレイの目的は「みせる」と「しまう」を両立させる置き方で
店舗のディスプレイはお客様が入りやすく、居心地のよい空間を作る必要があります。
そのためには什器選びや配置の仕方がとても大切です。ポイントを押さえないとお客様に選ばれるお店にはなりません。
では、他と差別化してお客様に足を運んでもらえるお店にするにはどうすればよいのでしょうか。
棚などの什器で商品の魅力を伝えて、なおかつお客様や従業員も動きやすい配置の仕方を工夫すること。
OSAMARUなら、お店に合わせて商品を魅力的に配置し、収納量も確保できます。
ここでは、効果的な店舗のディスプレイのコツやOSAMARUを使用したディスプレイの具体例などを説明します。
店舗ディスプレイでは目的をはっきり設定してから什器を配置する
店舗の開業時に什器を配置するときには、お店のコンセプトをしっかりと設定してディスプレイを考えることが重要です。
コンセプトを決めずに什器を揃えてしまうと、あとで取り替えることが容易ではないからです。特に棚などの大型の什器等の場合は、商品の魅力やお店のコンセプトが伝わるディスプレイができるか見定めましょう。
せっかく選んだ什器の見栄えが悪いとお客様も入ってきません。また、導線に配慮できないと従業員が働きづらくなったり、お客様が店の中を動きづらくなったりします。さらに、什器のスペース効率が悪いと商品や備品の置き場にも困ることになります。
そこで、次章ではお店を魅力的に見せるディスプレイの方法について解説します。
店舗ディスプレイをおしゃれに構成!基本的な方法を解説
店舗をディスプレイするにはポイントがあります。
視覚に訴求
・商品が見やすいか
商品が見やすい位置にディスプレイされているかはとても重要です。
お客様の目線が届く位置に商品を配置しないと、手にも取ってもらえません。
・余白があるか
什器などで部屋を圧迫せずに、ゆとりをもった配置にしましょう。
また、全部の棚に物を詰め込まずに、隙間を作った陳列にすると商品が映えます。
・アクセントがあるか
棚の高低差などの段差を設けて変化をつけ、メリハリをつけます。そうすると空間に奥行きが出ます。
人気の商品や季節品をポップや装飾などを利用して目を引く工夫をし、アクセントを付けるのもよいでしょう。
・統一感があるか
お店のテイストと什器がマッチしているかも大切です。
テイストがバラバラの什器だと統一感に欠けたイメージになります。
動線の確保
ディスプレイのためには見た目だけでなく、導線も考える必要があります。
・お店に入りやすい
お店の入口を障害物で塞がないようにしましょう。
入り口が物で溢れて雑然としていては、お客様がお店に入りにくくなります。
棚の商品が外から見えて、商品をもっと見たい、お店に入りたいと引き込まれる動線になっているかも考えましょう。お店に入って商品を購入し、レジに行くまでの流れも押さえておきます。
・お客様が居心地の良い空間であるか
什器の配置では、お店に入って落ち着くかもポイントです。
カフェなどの場合は座ったときに落ち着くか、開放感があるかなどお客様の目線にも気を配る必要があります。
たとえば、トイレや出入り口付近の什器の配置などは適当でしょうか。トイレや物入れなどは適度に目隠しも必要です。
雑貨店などは、商品を見るのが楽しい配置になっていて、奥まで入っていく誘導ができているかも考えましょう。
・従業員が動きやすい
棚の配置はお客様と従業員がぶつからないかの動線を考えます。
飲食店ではお皿の上げ下げなどがしやすい配置になっているか、雑貨店では商品の補充がしやすいかを配慮します。
機能性の充実
また、棚自体の機能性にも着目しましょう。
・商品が取りやすい
お客様の手が届く範囲のところに商品がディスプレイしやすい什器かを検討しましょう。
・物が収納しやすい
店舗の限られたスペースの中で視覚を邪魔せずに物が収納できるかも大切なことです。
基本をおさえたうえで、他店との差別化をはかるために大事なのは什器選びです。
店舗のディスプレイで重要なのは「他店との差別化」
他店との差別化をするために、デザインが個性的な什器を選ぶ方もいるかもしれません。そうすると、使い勝手に問題が生まれがちです。個性的ゆえに、お店や取り扱う商品のイメージと異なったり、他の什器と合わせにくくなったりするからです。また、十分な収納量が得られなくてスペースが足りなくなることも。
そうかといって、業者へ発注すると費用もかさむし、結局「どこかで見たような」ディスプレイになりがちです。業者の提案どおりだと個性が出せなくなる場合もあるからです。
差別化を図るためには、ディスプレイ方法の変更に対応するのに柔軟なシンプルな什器を選ぶのがおすすめです。
OSAMARUなら配列方法や季節やイベントなどに合わせた商品のディスプレイをして変化を生むことが可能。
次の章ではシンプルな什器であるOSAMARUを使用したディスプレイのコツを解説します。
壁面収納OSAMARUを使った商品ディスプレイのコツを解説
続いては、壁面収納OSAMARUを使った商品ディスプレイのコツを解説しましょう。
外に向かって作るショーウィンドウ
通りに面した店舗で、かつ通りに向かってフルサイズのガラス窓がある場合、OSAMARUでその部分を囲って簡易的なショーウィンドウにできます。
例えば5段以上+3列以上のOSAMARUを2つ使い、2つのOSAMARU・窓ガラスをそれぞれ一辺として三角形になるよう配置。棚にそれぞれ商品を置き、窓の外から見て手前の空間にも並べます。OSAMARUは扉のないオープンタイプなので、お客様は、外から見て「欲しい」と思ったものをお店に入ってそのまま手に取れますよ。
壁沿いに「壁一面のタイプ」を置いてスペース効率を最大化
店舗のスペース効率は重要です。家賃はその空間に対して払っているので活用できるほうがよいですね。
実際に陳列やディスプレイに使うのは、お客様が手に取りやすい2~3段目から5段目だけです。それ以外は「オプション扉」で備品や在庫の置き場所にすることも可能です。
3段タイプを重ねて!ディスプレイテーブル兼収納棚
3段タイプのOSAMARUを2個くらいドッキングして、一番上の天板をディスプレイ用の台として使いつつ、棚部分は大容量の収納に。アパレルショップや雑貨店のローテーブルとして使用するイメージで。
パーティションで区切ってそれぞれのコーナーを演出
例えば、雑貨コーナー併設のカフェをイメージします。
店舗の中を3段タイプのOSAMARUを2個くらい横に並べてローボードの棚を作り、間仕切り(パーティション)として使用。役割(飲食コーナー+雑貨コーナー)を分けることで落ち着く空間づくりができます。
圧迫感のない棚の高さと、基本は背板のないオープンラックなので視覚を遮りません。棚にはミニ植木鉢などを配置。目隠しの役割をしつつ、全部を塞がないので抜け感があります。
下段はカフェのメニュー表・ナプキン、雑貨の食器アイテムなどを収納するスペースとして扉を付けるのも可能。
このように、あらゆる店舗のディスプレイに臨機応変に対応できるのがOSAMARUなのです。
店舗ディスプレイにOSAMARUがおすすめの理由
具体的にOSAMARUのおすすめポイントを紹介します。
オープンラックで抜け感を
OSAMARUは背板のないオープンラックなので、圧迫感がありません。ガラス窓に面した部分にショーウィンドウとして使用してもお店の中まで見えます。店舗のパーティションに使用しても空間のつながりを遮りません。さらに、壁面収納として使用することも可能。
棚の組み合わせで変化に対応
OSAMARUは正方形のコマの数で幅・高さを決められる収納棚です。高さや幅を変えたり、横に並べてローテーブルにしたりなど、自由自在なスペースづくりが可能。店舗に奥行きや立体感を出せます。
OSAMARUでは棚の高さを変えられる「可動式」仕様もあるため、商品に合わせて高さを調節できます。
商品を「飾る」と「収納」のどちらも確保
手に取りやすい視覚に訴える棚の位置を自由に設定でき、収納量も優れているのがOSAMARUです。
扉を組み合わせれば、お客様には見せたくない収納用品を隠しつつしまう事が可能になりますよ。
店舗ディスプレイで思わず引き込まれる空間へ
店舗ディスプレイはお客様に商品の魅力を伝え、このお店にまた来たいと思わせる仕組みづくりの大切なもの。
そこでシンプルな什器を使用すれば、配置や組み合わせ方で模様替えも簡単にできるのでお店に新鮮さを運びます。
シンプルな壁面収納のOSAMARUなら、どんなお店や商品にもマッチします。フレキシブルに使える棚だからこそ、アイデアひとつでお店のイメージを変えられるのです。
魅力的な店舗のディスプレイで、お客様が思わず入ってしまう空間づくりのお手伝いをします。