「専用デスク」をDIYして作業を効率化しよう!
勉強や仕事、作業に集中する為に大切な作業環境。
必要な物が手の届く範囲にすべて揃っていると作業にも勉強にも没頭できます。
作業中に必要なものが足りなくなったり、手の届く範囲に無かったり・・・一度作業から離れてしまうと、集中力が切れてしまいますよね。
机の周りに必要なものが全て収納できれば、作業に没頭するために理想的な環境を作ることができます。
ですが、作業内容や自分のやりやすい配置などはひとそれぞれですから、
自分にとっての「ちょうどいいモデル」を見つけるのは意外と難しいものです。
市販のデスク付き収納では収納量が少なく、必要なものを収納しきれないことも珍しくありません。
大容量の収納といえば「壁面収納タイプの本棚」が代表的ですが、自由なカスタマイズがしにくいという難点が。
本当に使い勝手のいい壁面収納付きデスクを手に入れるには「自分でDIYする」こともひとつの選択肢。
さっそく、壁面収納付きデスクをDIYする手順について見ていきましょう!
理想の「壁面収納付きデスク」の作り方
1)材料を準備する
【材料】
・木材
・ポール2本(デスク部分の足)
・木工用ボンド
・硬質ゴムマット
・釘、ビス、木ねじ
・固定用L字金具
・ニス、もしくはペンキ
木材は、頑丈で長持ちする「集成材」を選びましょう。
厚さは15mmで、素材は「パイン材」を選んでおけば間違いありません。
ひとつ、木材を選ぶときに気を付けたいのはデスク部分のサイズです。
安定感を出すため、壁面収納とデスクは「継ぎ目なく」合体させる必要があります。
つまり、デスクがある部分の棚板の大きさは【デスクの奥行き+壁面収納部分の奥行き】で考える必要があるのです。
基本的に木材はお好みのサイズを選べば大丈夫ですが、デスク部分の棚板のサイズだけは気を付けましょう。
2)工具を準備する
【工具】
・金槌、電動ドリル(木材固定用)
・のこぎり、電動のこぎり(木材切断用)
・メジャー
・L字定規、水準器
・きり(穴あけ用)
・紙やすり
素材が他の木材より頑丈なのは、他の木材よりも加工するのが難しいという意味でもあります。
そのため、電動ドリル・電動のこぎりの用意は必須。
一番安いものなら、電動ドリルは3000円~・電動のこぎりは5000円~で購入することができます。
ただし電動工具は手動タイプよりも危険度が高く、毎年のように事故が起きています。
安さで選ぶよりも、頑丈なセーフティが付いた安全なモデルを選ぶのがおすすめです。
3)加工・組み立てする
【加工の手順】
1.方眼紙で設計図の作成
2.木材の部品をカット
3.木材のやすりがけ
4.組み立てて釘やビス、L字金具で固定
5.そり、全体の調整
6.ニス、ペンキでコーティング
木材の部品を作る前にはかならず「設計図」を作成しましょう。
木材は加工し直すことがとても難しいので、初めからできるだけ失敗しないようにすることが大切です。
組み立てる時には木材と木材が接する面にボンドをつけてビスで固定し、L字金具で補強します。
最後に、デスク部分を整えます。
デスクの角をしっかりやすりがけして丸みを付けましょう。
ささくれてトゲが出る場合もあるので、ニスやペンキでのコーティングも必要です。
この手順を守って、自分だけの大型収納付きデスクをDIYしましょう!
理想の机を手に入れるもう一つの方法
このように、デスク付きの壁面収納は素材から自作することもできます。
ただし、実際に作るためにはかなり難易度の高い作業が必要です。
通常の壁面収納とは異なり、デスクと壁面収納が一体化しているので、「重心のバランス」がずれ、構造的に安定させることがとても難しいのです。
デスクか収納のどちらかに歪みがあるだけで全体が不安定になってしまいます。
重さが均等に分散されず、一か所に重さが偏ることで壊れてしまう原因にもつながります。
木材だけでもそれなりに重さがありますので、壊れるとケガでは済まない可能性すらあります。
欲しいデスクが作れない・・・そんなときは【壁面収納OSAMARU】で解決!
では、自作DIY以外で理想のデスク付き壁面収納を手に入れる方法はないのでしょうか?
その答えが【壁面収納OSAMARU】です。
壁面収納OSAMARUは、シンプルで大容量、しかも組み立てがDIYできる壁面収納。
最大240cmの高さと、1コマのタテヨコが325mmというかなりの大容量なのでどんな用途にも使えます。
シンプルなので使い方も「自由自在」。
カスタマイズ次第で全く違う表情を見せてくれる壁面収納なのです。
壁面収納をカスタマイズしてみよう
壁面収納OSAMARUは、目的に合わせたさまざまな使い方ができます。
ここからは、「PCをメインに使う場合」と「書籍をメインに使う場合」に分けた具体的な使い方をご紹介します。
デザイナーやDTMerはこれ!PCをメインで使うあなたに嬉しい「PC開口部付き」タイプ
デザイナーやDTMでの作曲など、PCをメインで使う場合は、PCを置ける「PC開口部」が付いたタイプの壁面収納OSAMARUがお勧め。
- デザイナーの場合
デザイナーがデザイン案の切り口を見つけたり、クライアントにイメージを伝えるために使用する見本帳などはA5サイズ(148mm×210mm)と大き目なものが多く、デザイン関係の専門書籍も大型のものが多々あります。
これらの書籍も資料も、タテ350mmの壁面収納OSAMARUなら余裕をもって収納できます。
- DTMerの場合
壁面収納OSAMARUの1コマは、DTMに使う大型周辺機器をまとめて置くための十分な大きさがあります。
例えばMIDIキーボードを、PC開口部の左右か、手前のカウンター部分に設置できます。OSAMARUのカウンター部分は奥行きが450mmあり、ミニキーボードを難なく置くことができる広さです。
DTM用のパワードモニタースピーカーともなると、奥行き・高さ20cm以上の大きめサイズが一般的。
通常の収納やデスクに置くと、スピーカー以外は何も置けなくなってしまいがちですが、壁面収納OSAMARUならその点も安心です。
奥行き・高さ35cmまでなら難なく収納でき、スピーカーの上のスペースも収納スペースとして使えるので無駄がありません。
加えて背板がほとんど付いていないため、大量のコードを裏側から出すことも。
デスク部分をいつでもスッキリと使えます。
選べる2タイプで「理想の集中空間」を作るお手伝い
PC開口部のないタイプば、「デスクカウンター」タイプと「学習机」タイプから選ぶことができます。
OSAMARUの壁面収納なら、普通に使うだけでも作業に没頭できますが、時には全体を見渡すことも大事。
いくつかの資料や参考書を並べて見比べてみると、ふと解決策がひらめいたりすることもあります。
もっとOSAMARUの壁面収納を使いやすくしたい・・・。
そんなときは「ちょい足しDIY」をして、デスクをより自分好みにカスタマイズすることが可能です。
壁面収納OSAMARUには良質な国産木材を使用しており、ネジやクギ、ビスも使えますのでちょっとした追加DIYも可能です。
例えば「ブックスタンド」を設置したり「コルク」を固定すれば、一度にたくさんの資料を見れる専用デスクが簡単に作れます。
ブックスタンドは市販のモノを置いてもいいですし、蝶番などを使った「折り畳みタイプ」を付ければさらに使い勝手が良くなりそう。
コルクは木工用ボンドを使って見やすい位置に接着し、押しピンを使って紙の資料を固定できるようにしたり。
上記はほんの一例にすぎず、カスタマイズの仕方は自由自在、あなた次第です。
壁面収納OSAMARUをカスタマイズして、あなた専用の作業用デスクを整えてみてはいかがでしょうか?