壁面収納(ウォールシェルフ)を約1時間でDIYするアイデア
通常の収納家具では使いきれない「ちょっとした隙間」や「天井付近のスペース」を有効活用できる便利さで人気沸騰中の「壁面収納」。
「ウォールシェルフ」とも呼ばれ、おしゃれなお家を実現してくれます。
家族が集まるリビングに置いたら、一人一人の本を収納できたり、お気に入りの雑貨や、子供のおもちゃも一つのところに収納できます。
テーブル近くにあったら、毎日使うグラスや調味料も置くことができますね。
キッチンに置いたときは、オーブンやトースターなどの家電から、サッと手に取りたいレシピ本、慌ただしい準備の中でホッと落ち着ける観葉植物など、お母さんの理想の台所が完成します。
寝室に設置するのもおすすめ。寝具、ルームウェア、目覚まし時計、ちょっとしたお掃除道具までたくさん収納できちゃいます。
省スペースで効率よく収納場所を増やせ、とってもおすすめな家具。なのですが、費用面でのハードルはかなり高め。
「据え付け型」の壁面収納は本体の価格のほか、取り付ける工事などの諸費用が掛かり、高額の費用がかかってしまうんです。
まるで、ちょっとしたリフォームですね。
だけど諦めきれない!という方向けに、壁面収納を自分でDIYするという方法もあります。「DIY」とはDo It Yourselfの略。つまり「やってみよう!」といった意味合い。簡単な作りの木製の壁面収納なら、実はDIY経験がなくても作ることができるんです。
自分で作ってしまえば、なんだか安く済みそうですし、お部屋の間取りにぴったり合ったものを作れそうです。
そんなDIY初心者でも安心してつくれる、簡単な壁面収納のアイデアをご紹介します。
ウォールシェルフのDIYアイデア!初心者でもOK!
早速「DIY知識ゼロ」の初心者でも作れる、壁面収納のDIYアイデア&作り方を見ていきましょう。
「棚受け金具」で作るポップな壁面収納
「棚受け金具」は、壁に簡易的な収納を作れるアイテムです。
L字型だったり、受け手側に開けた穴にかぽっとはめこむような形だったりと様々なタイプが販売されています。ホームセンターはもちろん、実は100均でも買えちゃうんです。
お好きな「棚受け」をネジで壁に固定して、適当な長さの木材を「棚板」として乗せれば完成!材料さえあれば手軽に作れてしまいます。使用する木材や棚受け金具の色やテイストを変えれば、お部屋の印象も変わって◎。
種類豊富な「棚受け金具」ですが、中でもどんな部屋にもマッチし、引き締まった印象を与える「アイアン」が人気。
廊下のちょっとしたインテリアにもぴったりですし、玄関・トイレなどの小物置きとしてもちょうどいいですね。
小ぶりな飾り棚が、あなたのお部屋をワンランク上の空間に演出してくれます。
穴開け不要な「インスタント壁面収納」
「賃貸の部屋だし、壁に穴をあけるのはちょっと……」という場合でも大丈夫。
穴を開けずに壁面収納をDIYする方法もちゃんとありますよ。
◆【ワイヤーメッシュ】
ワイヤーメッシュは、硬いワイヤーがメッシュ状に組まれたもので、ホームセンターや100均ショップで簡単に手に入ります。
壁に立てかけたり、フックなどを使って吊るすだけで、最近流行りの「吊るす収納」を気軽に作れる便利アイテムです。
キッチンならS字フックを使って台所・キッチンで使う調理器具や道具を吊るせますし、
リビングでは写真を飾ったり、カギなどの小物をつって整理出来るだけでなく、メッシュラックと併用すれば無線LANなど、ちょっぴり置き場所に悩む電子機器と、配線を吊ってをまとめることも。
お洒落なディスプレイとして使えるだけでなく、アイデア次第で実用的に活用することも可能な優れものです。
◆【有孔ペグボード】
ペグボードは別名有孔ボード、パンチングボード等とも呼ばれ、等間隔で穴が開いている板状のアイテムです。
沢山の穴が開いているため、音を吸収する効果(吸音効果)があり、学校の音楽室や視聴覚室の壁など、音をあまり反響させたくない部屋の「壁材」としても使用されています。
そんなペグボードにフックを取り付ければ、小物を吊るせるだけでなく、専用キットを使えば棚を作ることもできます。
抜群の汎用性を誇るペグボードは、最近はオシャレなデザインの物も多く、海外でも流行中なんだとか。
◆【ラダー】
ラダーとは「はしご」のこと。ラダーラック、ラダーハンガー等とも呼ばれ、お洒落上級者の間で話題のアイテムです。
使用するスペースはわずかなスペースのみで、玄関や身支度スペースにかけておけば、外出時に使用するマフラーや帽子など、ファッションアイテムの収納としても使えます。
ボルトやネジ等で木材を繋いで自作することもできますし、アンティークショップやネットショップ等には、実際に「見せる収納」の一種として販売されています。丁度いい収納が見つからない「狭いスキマ」でも、ラダーならスッキリ置けて収納できるかもしれませんね。
ちょっぴり本格的!木材を使ってDIY
お次は日常的にDIYをされている方からすればお馴染みの「ディアウォール」や「ラブリコ(LABRICO)」を使ったDIYのご紹介です。
「ディアウォール」と「ラブリコ」は、手軽に柱を立てられる便利なDIYアイテム。
壁や天井に穴を開けることなく、木材に取り付け、突っ張り棒のように突っ張るだけで柱が立っちゃうんです。
このDIYアイテムを使って柱を二本立て、棚受けを設置して棚板を渡したり、ハンガーポールを取り付ければ簡易シェルフの出来上がり。
木材は、ホームセンターなどで買える1×4(ワンバイフォー)、2×4(ツーバイフォー)など、メジャーな規格サイズに対応しています。
賃貸のお部屋でも難なくDIYを楽しむことができ、アレンジ性も高い人気商品です。
簡易壁面収納の最大の欠点とは?
これらの壁面収納なら、DIYの基礎知識や本格的な道具がなくても簡単に作れてしまいます。
しかし、これらは簡易な作りのため耐荷重はそこまで高くなく、収納量もほとんどありません。
「収納」というよりも、インテリア家具の一部ととらえた方が良いでしょう。
また、このような収納効率の悪い収納を置くことで、お部屋全体の収納量がむしろ減ってしまうことも。
例えば「棚受け」を付けると、その上下の空間は他の物に使うことは難しくなります。
毎日使うお部屋ですから、見栄えだけのコーディネートではなく、「使い勝手」をよくしたいものですよね。
となると……初心者でも「簡単に」「本格的な」壁面収納を作る方法はあるのでしょうか?
壁面収納を簡単&本格的にDIY
インテリア性があって、なおかつ収納量も確保できる壁面収納。DIY初心者でも、そんな本格的な壁面収納は作れるのでしょうか?
関連リンク:壁面収納をDIY!おしゃれで簡単、1人でもOK!
大容量の壁面収納をDIYする
大容量の壁面収納をDIYする手順は大まかに下記のとおりです。
- 壁面収納DIYの大まかな流れ
1)壁面収納の設計図を作る
2)木材、金具、工具などの材料を集める
3)木材を加工して組み立て、固定する
最初の「壁面収納の設計図を作る」時点でかなりハードルが高く、さらに必要な「工具」を揃えるのにもかなりのお金がかかってしまいます。
特に大きな家具を作るには、歪みの補正や、正確に組み上げることは必須。不慣れな内はちょっと難しいかもしれません。
そしてDIYには失敗がつきものです。本当にDIYするかどうかを判断するためにも、よくある失敗談をご紹介します。
「作るんじゃなかった……」DIYの失敗事例
慣れないうちに壁面収納のDIYに挑戦すると、こんな失敗をしてしまうかもしれません。
◆「木が綺麗に切れず、壁面収納全体が歪んでしまった」
手動のこぎりで木材を切るのはかなり難しい作業です。切断面が垂直でなければ家具全体の歪みに繋がります。
何度もやり直しても上手くいかないことも多く、歪んだ木材で作った壁面収納に重たいものを乗せた場合、
収納棚が壊れるなどして転倒事故につながることも。自信がない内は、購入店のカットサービスなどを利用することも視野に入れましょう。
◆「壁や床に穴を開けてしまった」
DIYには金槌やドリルなどの道具は必須。道具や材料は重たいものが多く、お部屋の壁や床を簡単に傷つけてしまいます。
ちょっとした不注意が、壁に大穴をあけてしまうことも。室内で作業を行う場合は特に注意が必要です。
壁や床に大きな傷や跡がついてしまったら、目立たないように修繕するのも大変です。
◆「電動工具で怪我をしてしまった」
電動のこぎりや電動ドリルなどの電動工具は楽に作業できるのでとても便利。
しかし、自分の力を超えたパワーが出る分、コントロールを間違えば大きなケガにつながってしまいます。
関連記事:「壁面収納は自作でDIYできる?はじめる前に知っておきたい『失敗例』」
初心者のうちは、壁穴に補修が必要になってしまったり、ケガをして治療費が掛かってしまったりと、思いがけない出費がかさむことも。
また、加工技術がないと思い通りに作れず、DIYの売りである「自由さ」もほとんどありません。
実のところ、「安くて自由に作れる」というメリットを得られるのはDIY上級者だけなのです。
初心者でも手間や失敗のリスクなく、本格的な壁面収納をDIYする方法はないのでしょうか?
本格的な壁面収納は1時間で作れる?
インテリア性もありながら、実用的な壁面収納。そんな「いいとこどり」を実現するのが【 壁面収納OSAMARU 】です。
壁面収納OSAMARUは、組み立てるだけで高性能な壁面収納を作ることができるDIYキット。
難易度の高い「設計」や「材料カット」は全てプロに任せ、組み立てるだけ。
そのため、工事費用は必要なく、価格は据え付け型の壁面収納よりずっと安価なんです。
壁面収納OSAMARUってどんな壁面収納?
壁面収納OSAMARUの最大の特徴はその「豊富なサイズ展開」でしょう。
高さ・横幅は最大2400mmまで、奥行は18cm、25cm、35cmの3種類から選択可能!これなら、セミオーダーのように部屋に合ったものを選べそうです。
組み立ての所要時間は、1番大きなタイプでも、女性一人で約1時間程度。
届いたその日からすぐに使えるうえ、なんと分解も簡単なんです。据え付けの壁面収納と違い、簡単に・スムーズに移動させられるのが嬉しいポイントです。
1時間でサクッと作れる「壁面収納 OSAMARU」の組み立て方はこちら
壁面収納OSAMARUのデザインはナチュラルな木目調とかなりシンプル。
素材となる「シナランバー」の天然の色味を活かしたデザインは、北欧風のお部屋やアンティーク調のお部屋など、どんな雰囲気のお部屋にも壁紙・インテリアにも合わせられることでしょう。おしゃれなカフェ風だったり、北欧風だったり、好みのイメージにアレンジできるのも魅力です。
壁面収納OSAMARUの収納スペースは「コマ」と呼ばれています。そのサイズは奥行き25・35cmタイプだと「縦325mm×横325mm」と大きめのブロック型に。これはA4サイズの雑誌もスッキリ収納できる大容量です。
奥行き18cmのタイプだと、縦の大きさがコミックに丁度いい幅に。収納したい物に合わせてサイズや奥行きを選べば、散らかりがちだったお部屋の中もスッキリ整理整頓できること間違いなしです。
使い方は、アイデア次第で自由自在!お部屋や持ち物にあったコマの大きさを選びましょう。
まとめ:壁面収納OSAMARUを使ってDIYする
ただ生活しているだけで散らかっていくお部屋。気を付けていても「いつでもひろびろ、綺麗に片付けられている」状態を保つのは難しいですよね。ですが、圧倒的な収納量の壁面収納があれば大丈夫。そんな「理想の状態」も「現実」のものに出来るのです。
おうちに収納を設置する際は、後々のことも考えて「実用性も妥協しない」ことが大切。
もし「手の届く価格」で「自由にアレンジ可能な」壁面収納が欲しいのであれば、DIYで多い悩みを解消してくれている壁面収納OSAMARUをオススメします。
壁面収納OSAMARUが、あなたの理想を叶えるお手伝いします。あなたの暮らしをグッと良くしてくれるはずです。