システムキッチンの収納方法アイデア教えます!上手な引き出し活用術
調理器具や調味料を収納するための「システムキッチン収納」。
最新のシステムキッチンは十分な広さがあるように見えますが、意外とすぐにパンパンになって困るものです。
フライパンやお鍋、カトラリーやお掃除用品など、キッチンに収納しておきたいものは予想以上にたくさんあり、アイデアを工夫しながらの収納が必要不可欠。
そこで今回は、SNSでも実例の写真や画像が数多く投稿されている、システムキッチン収納の「上手な引き出し活用術」を紹介します。
引き出し活用術に必要なアイテムは、100均ショップやホームセンターで簡単に手に入るモノばかり。
実践すれば、取り出しやすく片付けやすい、ストレスフリーな収納がすぐに作れます。
さらに、システムキッチン収納との併用におすすめしたい食器棚についても、記事の後半で詳細に紹介しますので、参考にしてください。
そもそもシステムキッチンとは?
シンクとコンロ、さらに作業台・収納設備などを組み合わせ、「1枚の天板によって一体化されているキッチン」をシステムキッチンといいます。
キッチンのサイズは、単身者用のミニキッチンから、調理スペースの大きいL字型キッチンまで幅広く存在。
収納スペースの数や広さ、使い勝手の良さも、キッチンによってさまざまです。
なお、シンクやコンロが分かれているものは、「セパレートキッチン」といいます。
各作業スペースの間隔を広く設けられるので、複数人で調理作業をする場合などに便利。飲食店の調理場などでよく見かけるタイプです。
システムキッチンの引き出しはそのままだと使いづらい
システムキッチンの引き出し収納は仕切りがない場合が多く、そのままキッチンツールや食品を入れると、あっという間に確実にごちゃごちゃになります。
必要なものがどこにあるか見つけにくいうえに、片付けるのも一苦労。
毎日の調理作業が面倒に感じてしまう原因にもなりかねません。
キッチンの引き出し収納を自分流にアレンジして、スッキリ使いやすい収納に作り替えましょう。
整理整頓された収納は、ストック食材の買いすぎ防止にもなり、節約につながるメリットも。
システムキッチンの収納を自分流にアレンジしよう!
システムキッチン収納を使いやすくするアレンジ術を紹介します。
また、各収納スペースに適した収納品についても解説しますので、参考にしてください。
アレンジ術を活用すれば、日々の調理作業が楽しいものになり、家族みんなが使いやすい素敵なキッチンに生まれ変わります。
コンロ下の収納
コンロ下の収納は、配置場所ごとに大きく分けると、「上部収納」「下部収納」「横収納」の3つがあります。
「上部収納」
コンロのすぐ下にあるのが上部収納で、フライパンや鍋、蓋など、火を使う調理での使用頻度が高いものを収納するのに適しています。
上部収納をスッキリさせるコツは、フライパンや蓋を立てた状態で収納できる「スタンド」を活用することです。
フライパンを重ねて収納すると、一番下のフライパンを取り出すのに一苦労しますが、スタンドに立てて収納すると、使いたいフライパンだけをサッと取り出せます。
片付ける際も、ほかのフライパンを動かす必要がなく、スッキリと収まります。
また、スタンドでは収納できないお鍋などは、「ファイルボックス」を活用しましょう。
ファイルボックスを必要な数だけ並べ、お鍋を立てて収納します。
1つのファイルボックスに、1つのお鍋を収納すれば、取り出しやすく片付けやすい、ストレスフリーな収納になります。
ちなみに、プラスチック製のファイルボックスは、100均ショップなどでも手軽に購入できるので非常におすすめです。
「下部収納」
次に、コンロ下の下部収納エリアには、使用頻度の低い電気鍋やホットプレートなど、重くて大きいものを収納しましょう。
電気調理器は、立てたり横にしたりせず、そのまま置いて収納するのがポイント。
収納スペースに余裕がある場合は、電気鍋用のお玉や取り皿などを一緒に置いておきましょう。
電気鍋を使うときに必要なものがセットで揃っていると、準備がはかどります。
「横収納」
最後に、コンロ下の横収納(グリル横収納)には、小瓶に入った調味料やスパイスを入れておきましょう。
調味料のなかでも、塩・こしょう・砂糖など、使用頻度の高いものを入れておくのがオススメ。
さらに、調味料やスパイス1つ1つにラベルを貼っておくと、火を使いながらでもサッと確認ができるので便利です。
大容量ボトルの調味料や、使用頻度の低い調味料の収納場所に関しては、別の項目で改めて紹介します。
カトラリーの収納は、作業台下収納「上部」に
スプーンやフォーク、ナイフやお箸などのカトラリー類は、作業台のすぐ下にある収納スペースへ入れましょう。
スッキリ収納するためには、仕切りが付いた「カトラリートレー」などの仕切り付きケースを活用するのがおすすめ。
仕切りごとにカテゴリーわけして収納するものを決めておけば、カトラリー類がごちゃごちゃにならず、出し入れがスムーズです。
見た目の統一感からも、スッキリとした印象に◎
最近では、収納スペースにぴったりサイズが合わせられる伸縮式トレーや、収納力がさらにアップする2段式のトレーなど、さまざまなものが販売されています。
スペースの大きさや、カトラリー類の数に合わせたものを活用しましょう。
調味料や缶詰は、作業台下収納「下部」に
作業台下収納のなかで、一番下にあたる部分には、しょうゆ・酒・みりんなどの大容量ボトルの調味料や、缶詰などの保存食品を入れておくのが最適。
重みがあるものでも、作業下「下部」収納であれば簡単に取り出せるからです。
さらに使いやすくするコツは、コンロ下収納と同じように「ファイルボックス」を活用し、収納しているものを分類わけすること。
たとえば、ファイルボックスを3つ用意した場合、1つ目は缶詰などの保存食品専用、2つ目は調味料専用、3つ目は小麦粉やホットケーキミックスなどの粉もの専用と決めるようにしましょう。
収納品がごちゃごちゃになるのを防ぎ、ストック量を一覧できるため、買いすぎ防止による節約につながります。
ラップやキッチンペーパーなど、軽いものは作業台上の「吊り棚」に
作業台上の吊り棚には、ラップや割りばし、弁当箱や保存容器など、軽いものをまとめて収納しておきましょう。
万が一上から落ちてきても、人が大きなケガをしないようなものであることが重要です。
さらに、「ファイルボックス」を活用するのもおすすめ。
お掃除用品や食品に使うアイテムなど、混合して置いておきたくないものも、しっかりと区切って収納できます。
また、吊り棚に引っかけて使う「ハンギングバスケット」の活用もおすすめします。
使用頻度の高い保存容器やふきんも、いちいち吊り棚から取り出す必要がなく、サッと使えて時間短縮になるので便利です。
シンク下の収納
シンク下収納は、ボウルや水切りザル、やかんなどの水を使う調理器具の収納に適しています。
引き出し式収納の場合は、「仕切り棒」や「仕切りトレー」を活用しましょう。
重ねて収納しがちなボウルや水切りザルも、仕切りを作って1つずつ収納することで取り出しやすくなります。
なお、仕切り棒の入手が難しい場合は、通常の突っ張り棒でも代用可能。
また、引き出しタイプではなく、開き戸タイプのシンク下収納では、使用頻度の高いものを手前に置くのが重要なポイントです。
さらに、「キッチンラック」を活用するのもおすすめ。
キッチンラックは、置くだけで収納スペースを2段に増やし、ムダになりがちなスペースも、最大限に活用できます。
定番の吊り下げ収納で、デッドスペースも最大限に活用
トングやお玉、取っ手に穴の開いたミニフライパンなどは、フックが付いた吊り下げ収納の活用がおすすめ。
吊り下げ収納が取り付けられる場所はキッチンにより異なりますが、レンジフードへの吊り下げや、壁に磁石で取り付けるのが定番です。
吊り下げ収納を使用することで、毎日の調理作業がラクにおこなえ時短に繋がるだけでなく、システムキッチン収納に空きスペースを生み出せるのも大きなメリットです。
特に、単身者用ミニキッチンなど、キッチン収納が限られている場面で大活躍します。
人気のマグネットケースも活用しよう
100均ショップなどで人気の高い、マグネットケースの活用もオススメです。
食品の袋を封するために使う輪ゴムや、お弁当に使うピックなど、ちょっとした小物を収納し、冷蔵庫などに張り付けておけます。
マグネットケースは中身が見えるクリアデザインのものが多く、ローリエや唐辛子など、スパイス関連のものを収納するのも見た目がおしゃれです。
さらに、内容量が一目でパッとわかるので、作業効率もアップし、管理もラクラク。
最近では、通販サイトなどで、人気キャラクターがデザインされたものも豊富に販売されています。
お気に入りのマグネットケースを探してみるのも楽しいですよ。
マグネットケースを活用しながら、システムキッチン収納に空きを生み出し、スッキリとした収納が実現しましょう。
スキマ収納もチェックしよう
「そもそもキッチン収納のスペースが少ない…。」とお悩みの方は、スキマ収納が活用できるかをチェックしましょう。
スキマ収納とは、冷蔵庫とキッチンの間など、わずかな隙間にワゴンを設置する収納方法です。
多くのワゴンにはキャスターと取っ手が付いており、引き出して簡単に収納品を取り出せます。
ワゴンの種類・サイズは幅広いものが販売されており、あらゆる少しのスキマに対応。
なかには、約10㎝幅の隙間にも設置できるものが販売されています。
2リットルの大きいペットボトルや、パスタ麺など、高さのあるものを立てた状態で収納するのに便利です。
玉ねぎやニンジンなどの野菜ストッカーとしても活用できます。
普段使わない物は、しまう場所が最も大切
「すべての調理器具が収納スペースに収まりきらない…。」と悩んでいる方は、思い切って別の場所へしまうのもおすすめです。
まずは、そうめん流し機やフォンデュ用鍋など、普段はあまり使っていない物を探すことからスタートしましょう。
使用頻度の低い物は箱にしまい、倉庫などほかの場所に移動させると決めるのがオススメ。
ついつい増えがちな調理器具の数を意識して減らすことで、キッチン収納のきれいさが保たれます。
キッチン収納は、常に更新し続けるものと捉えておきましょう。
また、何年も使っていない物は、思い切って処分してしまうのはいかがでしょうか。
気分がスッキリしますよ。
グラスやお皿などの食器は、食器棚に収納するのがベスト!
食器類はシステムキッチンの収納スペースではなく、食器棚を設けて収納するのが最適な方法です。
キッチンの収納スペースに余程の空きがある場合は、作業台下収納や、シンク下収納に入れてもOKですが、無理やりに詰め込むのはNGです。
食器の取り出しにくさや、ごちゃつきの原因になりかねません。
システムキッチン収納とは別に、食器棚を設置して利用しましょう。
壁面収納OSAMARUは、見せる収納にぴったり
キッチンの限られたスペースでも、壁面収納OSAMARUなら、まるでコレクショングッズのような魅せる収納が可能です。
スペースを最大限に活用する1コマ1コマの収納が特徴で、お気に入りのグラスやお皿を飾るように並べられます。
自分だけのおしゃれな空間が作れるだけでなく、食器の取り出しやすさも考えられた設計です。
サイズは、タテ長・ヨコ長など豊富に揃えており、各家庭に合わせたピッタリのものをお選びいただけます。
また、コマの場所にもよりますが、コマ同士を連結することで、レンジやホットプレートなどの中型家電も収納可能に。
サイズやコマの連結についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
女性1人でも簡単に組み立てられる
「食器棚って、組み立てに手間がかかるでしょ?」と不安に感じる方も多いでしょう。
しかし、壁面収納OSAMARUなら、そんな心配を必要なしです。
届いたパーツを順番にはめ込んでいくだけの簡単な組み立て方法で、女性1人でもおこなえます。
さらに、組み立てに必要な道具は商品とセットで届きますので、届いたその日にすぐ組み立てられるのも嬉しいポイント。
木材のプロが手がける、質の高い商品
壁面収納OSAMARUは、長年の経験や豊富な知識を有した、木材に強いプロのこだわりが光る「品質重視の確かな商品」です。
国産木材のなかでも、長いあいだ使い続けるのに適した素材を選び使用しています。
さらに、特殊なR加工で天井いっぱいまでの収納スペースを作り上げました。
どんな家庭でも、リフォームなしで快適な収納スペースの設置を実現します。
また、人気の北欧インテリアにも馴染む、ナチュラルな風合いも選ばれる理由のひとつです。
OSAMARUがみなさまに選ばれる理由をこちらにまとめています
追加パーツでさらに魅せる
壁面収納OSAMARUのDIYパーツ「コの字ラック」を活用すれば、1コマ1コマの収納スペースをさらに有効活用できます。
コの字ラックの使い方は無限大。グラスを並べるもよし、箸置きなどの小さいものを並べるのもよし。
ちょっとした工夫で、まるでコレクションケースのような、自分だけのおしゃれな収納空間を作り出せます。
コの字ラックは、組み立て不要の完成した商品をお届けするので、すぐに使えるのもポイント。
1セット2個入りで、価格は6,820円(税込み)です。
さらに、「オプション扉パーツ」の活用もオススメです。
オープンで魅せる収納が魅力のOSAMARUですが、利用規約の同意書、調理器具の説明書、個人情報の記載された書類などは隠して収納したいもの。
扉パーツを取り付けることで、オープンな収納のなかに、隠す収納も作り出せます。
また、「説明書は扉のところ」と決めておけば、誰でもパッとわかるため、いざという時も便利です。
さらに、扉を取り付けることでデザインにメリハリが付き、収納棚のおしゃれさもアップします。
壁面収納OSAMARU オプション扉パーツ(1セット2枚入り)
地震対策もバッチリ
「地震のときの転倒が心配…。」と感じる方には、転倒防止用アジャスター「ラブリコ」の取り付けをオススメします。
壁面収納OSAMARUのタテ板部分に取り付けることで、転倒防止に活躍。付属のネジとナットで、簡単に取り付けられます。
また、壁や天井を傷つけないので、賃貸のお部屋でも安心してお使いいただけます。
カラーは、どんなインテリアにも馴染みやすい白と黒の2色から選べます。
価格は1個1,408円(税込み)で、最低でも左右に1個ずつの取り付けが必要です。
転倒防止用アジャスター(ラブリコ・白色)(1個)
転倒防止用アジャスター(ラブリコ・黒色)(1個)
OSAMARUならデッドスペースも有効活用
壁面収納OSAMARUでは、コーナー収納もご用意しております。
壁面収納2台と組み合わせると、L字型の収納スペースが完成します。
壁一面が収納スペースとなるため、収納力の底上げはもちろん、統一感のある見た目のおしゃれさも実現。
サイズは、タテ2400㎜・奥行き350㎜のワンサイズです。
1コマ1コマの大きさにはゆとりがあり、A4サイズのレシピ本なども立てて収納できるのがポイント。
もちろん、調味料やお菓子など、キッチンに置いておきたいものは何でも収納できます。
OSAMARUのコーナー収納で、デッドスペースを有効活用したワンランク上のキッチン空間を作りましょう。
OSAMARU同士を繋げて収納力を底上げするコーナー収納についてはこちらから
壁面収納OSAMARUでスッキリした暮らし
ついごちゃついてしまいがちなシステムキッチン収納。
スッキリした収納を作り上げるには、それぞれの収納スペースに適した調理器具を入れること・仕切りトレーやファイルボックスを活用することがポイントです。
さらに、数が多くかさばりやすい食器類の収納には、キッチン収納とは別に、近くに食器棚を設置するのがベスト。
余裕のある収納で、家族みんなが使いやすい暮らしの空間を作り上げましょう。
壁面収納OSAMARUは、どんなキッチンにも収まるように、高さや奥行きなど、サイズバリエーションを豊富にご用意しております。
魅せる食器棚としてはもちろん、リビングのテレビ台や、オフィスのファイル棚など、幅広いお部屋での使用が可能です。
さらに、コマの位置にもよりますが、コマ同士を連結することで、大きなものを収納することも可能。
また、調理台やパソコンデスクとして利用できるテーブルを取り付けることも可能です。
サイズなどでお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。
それぞれの生活空間・使用用途にぴったりのサイズをご提案いたします。
デジタルカタログと東京ショールームについてのお知らせ
OSAMARUでは、一覧で見やすいデジタルカタログをご用意しております。
職場までの行き帰りや、自宅での隙間時間に手間なくご確認いただけます。
ご請求無料となっておりますので、是非ダウンロードしてみてください!
また、東京ショールームでは、一部の商品位限り、実際にOSAMARUを見て、触ることができます。
スタッフもいますので、その場で質問も可能です。
見学会について詳しくは東京ショールームページをご確認ください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。